メンタル・ヤーン | I NEED A DRINK.com

メンタル・ヤーン




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どうも皆さんこんにちは。ぶってぶってとせがむ必要のない男、ineedadrinkです。










なにせお願いしなくても鉄拳が飛んできますからね!逆にやめてやめてと言いたいぐらいでハハハ










…うん?誰だい?俺の肩を叩くのは。













うっ!お、鬼子…。










え?ちょっとあっちで話がしたいって?










う、うーん。でも今ブログかいてるからアッ!!やめてやめて!残り少ないんだから引っ張らないで!イヤァー!
















みなさん、鬼子はとってもいい人ですよ。ぼくにはもったいないくらいで、暴力なんてぜんぜんふるいません。













































































































yaln













…ふう、はあ。ひどい目にあった。続きを書かないと。










あれ?俺前書きかいてたような気がするんだけどな。…まあいっか。










ではでは今日は、奇才、ビル・ゴールドマンのメンタルマジック。「メンタル・ヤーン」をお届けします。
















現象:










マジシャンは、「観客の思考を読み取る実験をしてみたいと思います」といい、観客に偶数か奇数のどちらかを思い浮かべてもらいます。










そして、「偶数ですね」と、ズバリと当てます。










「今のは二分の一の確率ですから、簡単に思われたかもしれません。では、これならどうでしょう」










そういって、懐から一枚の紙を取り出します。紙には、1から10まで番号が振られた単語が並んでいます。










「1~10までのうち、好きな数字を一つ、心に思ってください。せっかくですから、先ほどの実験にかぶせて、偶数の中から選んでくださいね」










思い浮かべてもらったらリストをよく見せ、その番号に書かれている単語を覚えてもらいます。ここでは「輝き」だったとします。










マジシャンはリストを返してもらうと、もう一枚紙を取り出し、










「紙を見る目の動きで、答えがわかってしまうという人もいますので、さらに難しくします」










観客に紙を手渡し、










「また10個の単語が並んでいると思いますが、今度は、先ほどの単語から連想されるものをお選び下さい」










観客に連想してもらいます。今回は、「輝き」から連想して「ピカピカ光る銀色のナイフ」を選びます。










紙を返してもらったら、マジシャンは観客の目を覗き込みます。













「ほほう。見えてきましたよ…あなたの選んだもの、それは…」































「『ピカピカ光る銀のナイフ』ですね!!」



















何が好きかって、回り道するのにきちんと理由がついている点が一番好きです。さすがはビル・ゴールドマン。その中でもかなりの完成度といっていいんじゃないでしょうか。同じ作者の「ブレイン・ウェーバー」よりもクリアーだと俺は思っていますし、好きです。










GINで買うと日本語に訳されたカードがついてきます。原案のブツはラミネート加工されているのに対し、こちらはブライアン・ホークも真っ青なペラ紙で登場。なんと薄っぺらに見えることか!しかも紙の切り方がなんだかイビツです。これゴン太君が切ったの?










しかして、これが逆方向に作用してかなりいい結果を生んでいます。というのも、これ出したときに、みんな「ちゃんとしたマジックの道具だ」とは思わないようなんですよねえ。まあ俺だって見せられる立場なら同じこと思いますよ。だってどう見ても手作りの優しさに溢れてますからね!厳密にはギミックを使っているにもかかわらず、ノーギミックに思われるというごっつぁんゴール。めっさ恩恵にあずかってます。










ちなみに何回も繰り返してできるように、3セットのギミックがついてきますが、色分けされているのでこれは結構微妙。二度目に違う色を出すと、「さっきのやつでやってよ!」と突っこまれることもしばしば。テーブルを回るのでなければ一度で終わりにしておいたほうがいいと思います。










難易度は超簡単。マジシャンの仕事といえば、観客に紙を渡してルールを説明しなければならないことくらいで、訓練すればオウムでも出来ちゃうんじゃないの?ってなくらい。イイヨイイヨー。










また、カード当てではないので、パフォーマンスの好きなところに組み込めるのも大きな魅力。ショーに限らず、友達同士の軽い集まりから職場での一発ネタ、はたまた飲みに行った先のおねーちゃんにまで、その行動範囲は無限大。考案者本人は取引先に対し、電話越しでこれをやったって言うんですから、逆に不可能なところがどこなのか知りたいくらいです。










ちなみに解説書には、電話越しに行う方法や手紙を送りつけて当てる方法、何にも持たずに即席で行う方法などさまざま載っており、退屈しません。ビル・ゴールドマンにしては解説が長いですから、翻訳されたものを買うことをお薦めします。ギミックの自作も簡単で、久しぶりに当たりのトリックに巡りあった感じ。










あとはもうkakakuの問題ですな。正直パッケージ内容を見たら、2700円(@GIN)は高いです。でもアイデア料と考えるとトントン…でもやっぱり高いかなあ…。








でも、「心を読む」だなんて、素敵だと思いませんか?









































まあ鬼にはノートリックでやられてますけどね。






















難易度…★☆☆




効果 …★★★













伝わるのは愛しかないから (目覚める時空シリーズ (01))/日木 流奈






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