5:『Cough Drop』
どうも皆さんこんにちは。一縷の望みをかけ、壊れたギミックを瞬間接着剤を使って直したところ、
二日目にしてあえなく散り、今僕に触るやつはきっと怪我をする男、ineedadrinkです。
もうね!まさにぶっちゃけありえない。
だって瞬間接着剤ですよ!いやいや100均で買ったやつだけどさあ。
鬼子に相談したら「そりゃ使う接着剤が悪いよ。お前もその道具がそんなに大事なら、ちゃんとアロンア○ファとか使え」ですって!
チッ、これだからブルジョワは…。
そんなこんなで、未だに修理中。しっかしこのギミック、全く役に立ってない(今のところ)くせに手間ばっかりかかって、まるで家の中でゴロゴロしてる偉そうな猫みたいだチクショー。
それにしても、気がつけばずいぶんと休んでしまいました。
さてさて気を取り直して、今日は小ネタの紹介です。
トミー様発案による、トミー様の、トミー様のためのマジック。「Cough Drop」です。
現象:
マジシャンは喉を痛めているので、飴をなめてもいいかと聞きます。
OKをもらったら、カンカンを取り出します。開けると、中には一粒しか入っていません。
その上落っことしてしまい、マジシャンは飴を見失ってしまいます。
でも心配ご無用。観客には、蓋の下に転がり込んでいるのが丸見えなのです。
ほっとしたマジシャンが、ハンカチで飴を包むと、またしても消えます。
今度はもう迷いませんよとばかり、蓋を開けると、なんと中から一回り小さな缶が。
それを持ち上げるとまたしても一回り小さな缶が。さらにさらに…。
ここから先の現象は、是非皆様ご自身の目でお確かめ下さい。俺からは一言だけ、すごい、と言っておきます。
完全にトミー様専用にメイドされているマジックです。難易度とか、そんなのを遥かに超越して、ただただ面白い、そんなマジック。
使う道具自体、日本では見かけたことありません。ソニプラとかも見たりしましたが無かったです。
たった2分くらいの現象ですが、見た人は間違いなく何年たっても覚えているはずです。普通のマジシャンならこれだけで顔と名前を覚えてもらえるぐらい、インパクトに満ち満ちています。
マトリョーシカのように、次々に現れる小さな缶がなんともいえぬ味わい。小気味よいテンポにもうウットリ。ああ、トミー様…!
しかしてその裏では、考え抜かれた動きとギミックが。こちらはこちらで、天才の頭脳の一端に触れる快感を存分に味わえます。
とにかく、「できない」という一点を除けば、まさに世界最高峰の小品。
その一点がでかすぎるんですけどね…orz
難易度…★★★(材料調達含ム)
効果 …★★★
- さがし物/古浜 悦子
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
ところで全く話は変わりますが、本日、安倍総理が辞任しましたね。
これでまたしても鬼の予言が当たってしまったというわけです。ちなみにやつは就任当初から「長くは持たない」といい続け、「いやさ、結構なんだかんだで続くんじゃないの」と言っていた俺の予言は鼻紙ほどの価値もないことが白日の下に。
誰かあいつの千里眼を止めてください。俺がブーンライター買ったのがばれませんように。